弁理士試験三次試験(最終関門 コミュニケーション能力のチェック)合格率98%以上
二次試験突破又は突破見込み! 口述試験の雰囲気を知りたい! この記事は、そんな方に向けて書いています。 こんにちは。 2005年からの知財業界在住、サラリーマン弁理士ブロガーのパテろうです。 弁理士試験の山場の論文試験を終え、一段落。 口述試験の合格率を見ると、テンションは上がりっぱなしで中々勉強に本腰が入らない!! ただ、先輩合格者に口述試験の内容を聞くとそれほど楽観的にもなれない、、、、 […]
二次試験突破又は突破見込み! 口述試験の雰囲気を知りたい! この記事は、そんな方に向けて書いています。 こんにちは。 2005年からの知財業界在住、サラリーマン弁理士ブロガーのパテろうです。 弁理士試験の山場の論文試験を終え、一段落。 口述試験の合格率を見ると、テンションは上がりっぱなしで中々勉強に本腰が入らない!! ただ、先輩合格者に口述試験の内容を聞くとそれほど楽観的にもなれない、、、、 […]
選択科目は、理系の修士以上の学位を持っていれば、工業所有権審議会での審査によって免除資格の認定を受ける事で選択科目の免除となります。 この免除資格も一度、取得すれば、永久に有効となります。 弁理士試験の受験者は理系の修士以上の方が多い為、この免除申請を活用する人が多いように思います。 免除資格の有る人は是非、この制度を活用しましょう。 工業所有権審議会の審査には、選択科目免除資格認定申請書に下記の […]
二次試験は必須科目と選択科目に分かれています。 必須科目の試験は、弁理士試験の山場であり、弁理士として特許庁に提出する書類を作成できる素養があるかをチェックする試験となり、一次試験から6週間後の日曜日(6月最後または7月最初の日曜日)に行われます。 出題形式は、特許法・実用新案法から2題(合わせて120分)、意匠法、商標法はそれぞれ1題(90分)、3科目合計4題 300分の試験となります。 必 […]
一次試験は弁理士が備えるべき知識の有無の確認と、二次試験受験者を絞る為の足切りの位置づけの試験で、5月の第3週の日曜日に行われます。 出題は5択形式のマークシート形式で、特許法・実用新案法(20問)、意匠法(10問)、商標法(10問)、条約(10問)、著作権法・不正競争防止法(10問)の5科目計60問を3時間半で解きます。条文集の持ち込みは認められておらず、条文を正確に記憶できているかが問われます […]
弁理士資格、挑戦しようかな? 弁理士業界の現実を知りたい。 という疑問に答えます。 2005年からの知財業界在住、サラリーマン弁理士ブロガーのパテろうです。 一般に弁理士資格取得には2000時間程度の勉強が必要と言われています。 実際、合格してみたけど期待していたのと違った、、、ということは避けたいですよね? そこで、弁理士資格を取得してみた実際について、体験を通じて得た意見をお伝えします。 ■弁 […]
いわゆる用途発明とは、物の特定の性質(属性)を発見し、この性質を専ら利用する物の発明と解釈されています。(審査基準で,「用途発明とは,(i)ある物の未知の属性を発見し,(ii)この属性により,その物が 新たな用途への使用に適することを見いだしたことに基づく発明をいう」と説明(特許・実用新案審査基準第III部第 2 章第 4 節 3.1.2)) 特許法では29条1項各号に定める新規性の無い発明に […]
専用実施権は特許権と同じ効力が規程されています。結果、特許権者が専用実施権を設定したときは、専用実施権者が特許発明を実施する権利を専有する範囲については特許権の効力が制限される一方で(特許法68条但書)、専用実施権者は専用実施権を設定した範囲で差止請求権等、特許権者に認められる全ての権利が認められます。 これに対し、特許法100条では、特許権者と専用実施権者の双方に差止請求権を認めているが、6 […]
アイデアの範囲はどこまで守れるの?? 平成28年の本試験での出題された論点になります。当面、同じ問題が出題される可能性は低いと思いますが、意匠法の保護対象に対する理解を確認できる論点のため、形を変えて問われる可能性はあるため、抑えておいた方が良いと思います。 この論点は、特許法において均等論が認められるべきかの論点と本質的には同じです。 意匠法1条では、意匠の保護を図ると規程していますが、保 […]
クレーム末尾の決定は自己責任?? 特許法では、方法の発明と物を生産する方法の発明とは特許法2条3項の通り、与えられる効力の範囲が異なって規定されています。 一方で当該測定方法の発明が物を生産する際に必要不可欠な測定方法として用いられているときは、特許法1条の発明の保護の必要性の観点から、その実体を考慮し実質的に物を生産する方法とみなすという考え方もあります。 しかし、特許法36条5項で特許 […]
アイデアの範囲は文字で決めれるの?? 均等論とは、特許請求の範囲に係る発明と均等なものは特許請求の範囲の記載に基づいて、特許発明の技術的範囲に属するという考え方であり、特許請求の範囲を拡大して解釈するものです。 平成10年2月24日の最高裁判決(無限摺動用ボールスプライン軸受け事件上告審判決)があり、均等論が認められるべきとする趣旨と要件(いわゆる均等の5要件)が示されており、受験生はこれを […]