侮るな!記述試験における心象点、心象点を上げて合格を掴もう!(弁理士試験論文、中書企業診断士二次試験等)

以前、「人は見た目が9割」が流行りましたが、弁理士試験や中小企業診断士等の記述試験においても採点官が答案のアウトラインから得た見た目(心象)が合否に影響するのでしょうか??

ズバリ、影響すると思います!

この記事ではその理由を解説していきたいと思います。

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こんにちは、サラリーマン士業ブロガーのパテろうです。

心象点とは

弁理士の論文試験について、予備校の採点表では一定割合を心象点として配分されていることがあります。

予備校での配点割合は10%程度ですので、心象点は合否に影響しないようにも思います。

(中小企業診断士の記述試験では心象点の配点はありません。)

しかし、記述試験は人が採点するという点で機械が採点するマークシートと違います。

採点基準を標準化し、採点官による点数のばらつきを減らす様にしていますが、標準化には限界があるため、同じ解答でも採点官の主観により違う点数がつく可能性が残っています。

この記事では、審査官が答案を眺めた時に受けて抱く印象を心象点とし、心象点が採点にどのように影響し得るかを解説していきます。

 

心象点の効果

採点官は定められた納期に合わせて大量の採点をしますので、一つの答案の採点にかける時間は極力短くしたいはずです。

点数の高い答案は出題者の意図を正確に捉えているため、内容は似たものになる傾向があります。

とすると、点数の高い答案には似たような内容が記載されてるため、採点が早くなります。

さらに文章が読みやすいければ、さらに採点が早まり、高得点になる傾向があります。

一方、点数の低い答案は点数が低い理由を検討することになり、採点に時間がかかります。

時間がかかると採点官は内容を理解しようとすると色々な矛盾に気づいてしまいます。

さらに文章も読みにくい答案は、内容を理解するまでに時間がかかります。

納期に追われて時間をかけたくない採点官が時間を取られると当然、良い結果は期待できません、、、涙

見た目の心象が良い=合格 では無いですが、少なくとも読みやすく内容が理解しやすい答案を目指すことで、採点が早く済むようにすれば、納期に追われる採点官の心象にはプラスに作用するはずです。

プラスの心象が得られれば、答案の矛盾探しも減り、答案に余計な傷がつく可能性も減らせます。

少なくとも記載内容が実質的に同じなのであれば、読みやすい答案を目指し不要な失点を避けましょう。

 

心象点を上げる方法

言葉を慎重に選ぶ

言葉の正確性は重要です。言葉が間違って使用されると一気に採点官は不信の目で内容を見ることになります。

例えば、解答用紙に「特許権を活用する」と記載すべきところ、「特許発明に基づき権利活用する」と記載されている場合、その記載によって減点されることに加え、採点官は不信の目で同様の間違いについての粗探しが始まります。

審査官が不信の目で答案を見出すと合格点に達するのは難しいと思いますので、使用する言葉の正確さには特に留意しましょう。

主語を省略しない。

日本語では主語を省略して使用することがあります。

双方向のコミュニケーションである会話では、相手の反応をみて情報を捕捉することができるので、問題はないですが、答案は一方通行です。提出後に後から情報の追加はできないので、答案のみで内容を正確に理解できるようにしましょう。

主語が省略されると、理屈上、複数の主語の可能性が出てきます。

前後の文脈から主語が推定できるとしても、採点官が好意的に解釈してくれるとは限りませし、主語を推定させるという行為は採点官の負担にもなりますので、心象も下がります。

主語は省略せずに抜けなく記載するようにしましょう。答案の見直す時に主語が省略されていないかの観点でチェックするのも有効です。

結論は先に記載する。

採点官は短納期で多量の答案の採点をするため、時間に追われています。

納期に追われる採点官にとって、結論が先に書いてある答案は間違いなく採点しやすいです。

また、設問文と回答を出題者と受験生の会話と考えると、通常、設問文の末尾に対応する言葉を意識して結論を記載し、その後、その理由を書き出していくと解答の流れや文章のリズムが良くなり、読みやすくなります。

この際、一文を短く30〜50文字程度で区切ると、さらに読む際のリズムが良くなり答案の心象が上がります。

答案構成を行い、解答のアウトラインを設計する。

答案は答案全体としての論理に矛盾が無いかも重視されます。

このため、答案の記述前に答案の設計図として答案構成のメモを作成し、答案のアウトラインを固めておくことをお勧めします。

制限時間の範囲内で点数にならない答案構成を行うことに不安を感じるかもしれませんが、答案構成は頭の中で答案を作成することと同じため、答案構成で答案の骨格を固めておけば答案の修正や書き直しの頻度が確実に減り、トータルの答案作成時間は短縮できます。

具体的な答案構成の仕方は下記の記事を参考にして下さい。

 弁理士試験論文試験の答案構成で失敗しないために

 中小企業診断士筆記試験攻略!!書き方解説。解答の一貫性の担保のための答案構成のすすめ(具体例有り)

字は丁寧に書く。

字は綺麗である必要はないですが、丁寧に書くと採点官は読みやすいです。

字ではなく解答欄の記載内容が最も重要ではありますが、採点官に気持ちよく解答を読んでもらった方が良い結果が得られやすいです。

採点官が合否を握っているという現実を受け止め、採点官に答案を読んでもらうという意識で回答を記載しましょう。

難関資格では、記述試験が最大の難関になっていることが多くあります。

また、難関資格の記述試験は年に1回限りということが多く、落ちるとまた来年の受験準備を行うことになります。

落ちると一次試験からやり直しというケースも有りますので、心象点を意識して直実に自分の実力をしっかりと採点官にアピールしましょう。


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